【警備業関係用語】8月④ 加圧水型原子炉(PWR)・営業廃止命令・ケース・スタディ・盗聴探知器
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
加圧水型原子炉(PWR)(かあつすいがたげんしろ)
炉内の圧力を高くし、できる限り高温の熱水を得るために、原子炉に圧力をかける型式の原子炉のことで、PWR(Pressurized Water Reactor)と略している。1気圧の場合100℃で沸騰するが、発電用原子炉では熱水の熱を利用して発電タービンを回転させることから、高温になるほど発電効率は高くなる。水は圧力を高くすると沸騰点が高くなる。50気圧で約265℃、100気圧で約312℃、150気圧では約343℃まで沸騰しなくなる。このように、加圧水型は、通常140気圧くらいの圧力をかけ、原子炉容器内では蒸気を発生させず、冷却水を蒸気発生器に導いて、その熱によって別の水を沸騰させ、蒸気発生させタービンへ送るものである。
営業廃止命令(えいぎょうはいしめいれい)
警備業においては、認定を受けていない者に対して適用される処分のこと。
ケース・スタディ(けーす・すたでぃ)
事例研究ともいわれ、具体的な問題を解決するために多面的(拡散的)に検討することをいう。例えば、医師、ケースワーカー、心理判定者、教師、カウンセラー等が、対象者本人の診察、面接、行動観察、心理検査、日記、作文等による資料から、又は本人及び関係者から得られた生活、環境のデータや資料等を分析し、資料間の関連を探り、総合的に解釈して問題を明確にし、問題の解決策や処置の方法等を総合的に討議すること。
盗聴探知器(とうちょうたんちき)
無線式盗聴器の電波を探知する機器のこと。盗聴器を発見する機械である。