【警備業関係用語】5月⑪ 縁石線・信書開封・ボツリヌス菌・発炎筒

~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
縁石線(えんせきせん)
歩道や安全地帯と車道を区別したり、花壇の境界を示すために置く石又はコンクリートブロックや縁石による線のこと。
信書開封(しんしょかいふう)
正当な理由なく特定人から特定人に宛てて意思を伝達する封をした文書(郵便物に限らない。)を発信人と受信人以外の者が正当な理由なく封を開け、容易に閲覧できる状態にすること。信書の内容を閲読承知したかは問わない(刑法第133条)。
ボツリヌス菌(ぼつりぬすきん)
生物剤の1つで、ボツリヌス菌が産生する毒素のこと。感染すると弛緩性麻痺が起こり、呼吸麻痺を起こして死に至る。生物剤として用いる場合は、毒素を空気中に散布させて吸引させる方法や、ボツリヌス菌や毒素で水や食品を汚染させて感染させる方法等がある。人から人には感染しない。
発炎筒(はつえんとう)
発煙筒と異なり、煙だけでなく炎も出すもの。自動車に備え付けてあるものはこれであり、フレアサインともいう。