【警備業関係用語】6月⑧ 一時停止・検閲・アーチアクション・後方警備車

~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
一時停止(いちじていし)
一時的に車輪が完全に停止することをいい、徐行ではない。
検閲(けんえつ)
調べ改めることで、公権力が書籍・新聞・雑誌・映画・放送や信書などの表現内容を強制的に調べること(日本国憲法では禁止されている。)。国又は公共団体が支配権者として国民に対して持っている権力、また、その権力を行使する主体のこと。
アーチアクション(あーちあくしょん)
狭い出口に向かって大勢の人が押しかけたとき、互いに押し合う形になって身動きができなくなる状況のこと。アーチ型の橋と同じ仕組みで、人の流れが一方向ではなく、左右からも入ろうとする流れがあるときに生じやすい状況のことをいう。混雑した駅の階段、改札口、イベント会場の入場口等をイメージするとわかりやすい。通常9~10人/㎡になると生じやすいといわれ、突然バランスを崩して群集雪崩を引き起こすおそれがある。
後方警備車(こうほうけいびしゃ)
運搬警備業務や身辺警備業務において伴走(自動車列方式)の際、車列の後方に位置し、後方の監視、警戒及び情報を的確に収集するなどして、後方の安全確保を図る警備車両のこと。