【警備業関係用語】3月⑨ アクセスコントロール・過失・つきまとい等・OS
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
アクセスコントロール(あくせすこんとろーる)
個人情報や企業秘密の漏洩を防止するために、同じ社内の者であっても、それに直接携わる者以外の入室を規制したりすること。近年はシステムの技術が進み、暗証番号方式からカード式、そして指紋や静脈、顔、目の網膜を使った生体認証など、管理のレベルに合わせたシステムを選択することができる。
過失(かしつ)
不注意・怠慢などのために犯した失敗のこと。法律的には、一定の事実を認識することができるにもかかわらず、注意を怠ったために認識しなかったこと。不注意の程度によって重過失と軽過失に分けられる。
つきまとい等(つきまといとう)
特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、当該特定の者又はその配偶者、直系若しくは同居の親族その他当該特定の者と社会生活において密接な関係を有する者に対し、
一 つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居、勤務先、学校その他その通常所在する場所(以下「住居等」という。)の付近において見張りをし、又は住居等に押し掛けること。
二 その行動を監視していると思わせるような事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。
三 面会、交際その他の義務のないことを行うことを要求すること。
四 著しく粗野又は乱暴な言動をすること。
五 電話をかけて何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかけ若しくはファクシミリ装置を用いて送信すること。
六 汚物、動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し、又はその知り得る状態に置くこと。
七 その名誉を害する事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。
八 その性的羞恥心を害する事項を告げ若しくはその知り得る状態に置き、又はその性的羞恥心を害する文書、図画その他の物を送付し若しくはその知り得る状態に置くこと。
(ストーカー行為等の規制等に関する法律第2条)
[補足] ストーカー行為等の規制等に関する法律において、「ストーカー行為」とは、同一の者に対し、つきまとい等(前項第一号から第四号までに掲げる行為については、身体の安全、住居等の平穏若しくは名誉が害され、又は行動の自由が著しく害される不安を覚えさせるような方法により行われる場合に限る。)を反復してすることをいう。(ストーカー行為等の規制等に関する法律第2条)
OS(おーえす)
オペレーティング・システムの略でパソコンを動かすための基本的なソフトのこと。基本ソフトとも呼ばれている。OSはメモリやディスク、周辺機器などのハードウェアの管理や、ユ―ザーがパソコンを操作するためのプログラム(ユーザーインターフェース)の提供等、実にさまざまなことを行っている。