【警備業関係用語】2月⑫ 発報・威力業務妨害・アルファ(α)線・記憶装置
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
発報(はっぽう)
検知器等が異常を感知して信号を発すること。
威力業務妨害(いりょくぎょうむぼうがい)
他人の自由意思を制圧するに足りる勢力を用いてその人の遂行すべき業務を妨げること。威力業務妨害罪(刑法第234条)
アルファ(α)線(あるふぁせん)
陽子2個、中性子2個で構成される粒子のことで、他の放射線に比べて電荷も質量数も大きい粒子であるため、物質の中を通過するとき、物質の原子と大きく相互作用し、急速にエネルギーを失う。このため、アルファ線は、物を透過する力はごく小さいので、空気中でも数センチメートルしか進むことができず、薄い紙1枚で完全に停止させることができる。反面、短い距離の間に全部のエネルギーを放出するので、同じ距離の中で物質を電離する作用は、他の放射線に比べてはるかに大きい。
記憶装置(きおくそうち)
コンピュータの基本装置の一つで、必要なデータを蓄えておく装置のこと。LSIなどを用いた主記憶装置と、磁気ディスク磁気テープなどを用いた補助記憶装置に大別される。