【警備業関係用語】2月⑥ 外周点検・詐欺・放射性同位元素・ガス漏れ検知器
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
外周点検(がいしゅうてんけん)
建物や施設等の外周について調べること。内容等は、その目的や規模、用途などによって様々な場合が多い。
詐欺(さぎ)
他人を欺いて錯誤に陥らせ、被害者からその錯誤に基づいて財産の交付その他の財産的処分行偽をさせ、財物を取得し、又は財産上不法の利益を得る行為のこと。
放射性同位元素(ほうしゃせいどういげんそ)
放射能を持つ核種のこと。放射性同位元素(Radioisotope ラジオアイソトープ)の元素には、同じ元素であっても質量の異なるものが存在する。つまり中性子の数の異なる元素で、これを「同位元素、同位体」という。中性子の数が異なるだけで、化学的な性質は全く同じであるが、この同位元素の中には「安定同位元素」と「放射性同位元素」がある。たとえば、水素の通常質量数は1である。これと質量数2の水素が安定同位元素であり、質量数3の水素が放射性同位元素である。
[補足]「核種」とは、原子番号・質量数・エネルギー状態によって特徴づけられる原子核あるいは原子の種類のこと。原子番号が同じで質量数の異なるものを同位体といい、原子番号・質量数が同じでエネルギー状態の異なるものを核異性体という。
ガス漏れ検知器(がすもれけんちき)
半導体(酸化錫(すず))の表面にガラス分子が吸着したり、過熱した白金線でガラスが燃焼した場合に半導体や白金の電気抵抗が変化することを利用して、ガス漏れを検地する機器のこと。