【警備業関係用語】1月⑩ 不審物・心身症・震度・炭酸ガス消火薬剤
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
不審物(ふしんぶつ)
疑わしく思う物。又は疑わしく思える物のこと。
警備業務では、➀見慣れないもので、何であるか判別できない物、②何であるかは判別できるものの、不審な音や異臭がする物、③宛名や差出人が不明な郵便物及び音、異臭、液漏れ等がある物、④長時間放置されている物又は持ち主不明の物、⑤何者かによって返還された紛失又は盗難物品、⑥不自然な設置物又は怪しい物、⑦施錠されているべき箇所が未施錠である又は破壊されていて、その室内等に置かれている見慣れない物
心身症(しんしんしょう)
精神的・心理的要因から起こる、身体的な症状及び疾患のこと。胃潰瘍・高血圧・皮膚炎など。
震度(しんど)
ある地点における地震の揺れの程度を表した指標のこと。日本における震度は、全国的に配置された自動計測機器(計測震度計)により測定され、発表されている。我が国では、人が感じない無感地震を震度0とし、それ以上1から7まで設けられている。
炭酸ガス消火薬剤(たんさんがすしょうかやくざい)
液化二酸化炭素をそれ自身の圧力で放射して窒息効果によって消火する薬剤のこと。射程が短く、風の影響を受けやすいが、燃焼物やその付近を汚損することがなく、電気絶縁体であって電気火災及び油火災に適応する。